北総シンフォニックウインド

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第6回演奏会の曲目「春になって王たちが戦いに出るに及んで」の
モチーフとなったダビデ王についてご紹介いたします。

◆少年時代

羊飼いの少年だったダビデは、預言者サムエルに、将来王となるものとして油を注がれ、主の霊が下るようになります。
一方、主の霊が離れたイスラエル最初の王サウルは、悪霊にさいなまれるように。
そこで竪琴の名手ダビデが召し出され、サウル王の病を癒します。

◆ゴリアテのエピソード

同じ頃、ペリシテ軍相手に苦戦するイスラエル軍の兵士の兄の元へ食料を届けたダビデは、
ペリシテ軍の巨人ゴリアテを石投げと石5つのみで倒します。ミケランジェロの「ダビデ像」はこれを表現したものです。

◆イスラエル統治まで

その後もダビデは活躍を続け、それに嫉妬したサウル王はダビデの命を狙うがすべて失敗。
サウル死去後、ダビデはイスラエルの王となり、数々の戦いを経て、イスラエルを統治します。

◆晩年

ダビデ王は家臣ウリヤの妻バト・シェバを奪ったあげく、ウリヤを最前線に送り戦死させますが、
後にその罪を悔い改めます。

その後、息子アブサロムに反乱されるもそれを収め、バト・シェバとの子ソロモンに王を引き継ぎます。
犯した罪を悔い改めたというのも、ダビデが偉大と言われる所以の一つです。


以上が、旧約聖書のサムエル記、列王紀、歴代志に記載されるダビデ王の物語について簡単にまとめたものです。
「春になって王たちが戦いに出るに及んで」を聴かれる際の参考にしてくださいね。
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